WEBワライフ

三河・遠州地域の介護施設検索・介護情報総合サイト「ワライフ」

自宅か、ホームか、それが問題だ!

自宅か、ホームか、それが問題だ!

〜 「元気なうちに入居する」介護付有料老人ホームに学ぶ「老い支度」 その3 ~

 こんにちは、みなさん。
 今回は、「元気なうちに入居する」介護付有料老人ホームの機能から、「健康管理サービス(病気の予防と、早期発見)」についてご紹介します。

 「無病息災」と言いますが、高齢期になると、病気がないという方は稀で、多くの方々は、様々な病気とうまくつきあいながら、できるだけ元気で、自立して過ごすことが目標となります。

 介護付有料老人ホームは、病気の早期発見と早期治療を目的として、どのホームも「健康診断」を年1〜2回行っています。これは、問診(医師)、内科診察、一般計測、尿検査、血液検査、循環器検査(心電図、血圧測定等)、がん検診、超音波検査、骨密度等を調べるものです。また、ホームによっては毎月の簡易健康診査として、尿検査、血圧・体重測定、問診(看護師)、健康・栄養相談等を実施しています。

 もし検査で異常が発見された場合は、速やかに医療機関への受診をおすすめします。診療所を併設しているホームであれば診療所、その他は協力医療機関をまず受診し、必要であれば、専門的な病院への紹介状をもらい、受診・治療を行います。

 治療についてはあくまでも医療機関でご自分の健康保険を使って、ということになりますが、有料老人ホームに入居するメリットは、ホームにも経験豊かな看護師がいて、入居者の毎年の健康診断データを把握し、いつでもご相談に応じられることです。

聖隷様3_03

 また、ホーム内で医師による講演会等を開催し、高齢者に多い疾病やケガなどについて、知識を得て頂くとともに、生活習慣や運動習慣へのアドバイスをすることもあります。たとえば、骨粗しょう症とその治療について、最先端の知見や治療法についてご紹介したり、認知症になりにくい運動と食事などについて、医師や管理栄養士がお話をしたりします。
 健康をテーマとした講演は、どのホームも人気が高く、入居者の方々の「できるだけ健康で長生きしたい」という願いにそった内容、といえます。

聖隷_1

社会福祉法人 聖隷福祉事業団 エデンの園入居者募集センター長
吉田まなぶ

前の記事 介護・健康コラム 次の記事