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訪問看護師に必要な心構え

心構え訪問看護師の訪問の際には医師がいないことがほとんどです。しかし医師の指示のもとで医療行為を行わなければなりません。実際の現場は緊急の判断が必要な場合もあります。そのため、限られた資源で患者の状態に対応しなければならないこともあります。そのため訪問看護師に求められることは看護師としての基本がしっかりとしていることです。
柔軟な対応ができること、患者の家族との関係も大切にできること、もちろん心構えも大切になりますが、そのためまずは病棟で基本をしっかり学んで、人間としてある程度経験を積んでからのほうがいいかもしれません。

訪問看護師には責任ある心構えが必要になります。訪問看護は字の通り訪問して看護するので病院で行うわけではなく、車に乗って寝たきりの患者のもとへ行くことが仕事になります。特に家で寝たきりの患者は自分で起きることも、食事をすることもできないので、訪問看護のサービスが大切になってきます。そのため訪問看護としての仕事では看護師の判断はとても重要になってきます。
また高齢者や身体が不自由な方の介助、看護に入る訪問看護師は常に緊急事態を想定し、それなりの心構えを持って仕事にあたることが求められます。例えば緊急事態が起き、すぐに人工呼吸や心肺蘇生をしないといけないとなった時はパニックになっている暇はありません。

また訪問看護師の観察点は、時には訴えを言えない人の異常を把握して治療にかかるものになるので、正確な洞察力も必要としていますが、その以前に1人でするという心構えを必要とします。見た目に異常がある場合には比較的判断が簡単に認めることもできますが、内面的な胃部病状等は嘔吐等がないと見つけることができません。自己の訴えを言える患者ならいいのですが、高齢の患者には難しいこともあります。

訪問看護師になるなら、それなりの責任感も必要になってきます。どんな時でも冷静に対応できるのが真の訪問看護師でしょう。

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