介護事例・在宅と施設の費用を比較


在宅での介護サービス、施設内入居の費用を比較してみます

双方のメリットとデメリットは?

在宅での介護サービスを受ける場合、主に家族が要支援者や要介護者の介助をしています。しかし、要介護者の介護を長年続けていると、「介護疲れ」となり、共倒れにもなりかねません。そのため週数回のデイケアなどの介護サービスを利用して、日中リフレッシュする時間を取っている人が多数です。毎日ではないので、費用は比較的安いです。「介護付有料老人ホーム」に入居した場合は、生活の全てを専門家に任せる事が出来ます。それにより、家族が仕事だけに専念する事が出来ます。”常に見守ってくれている”という安心感もあります。しかし、自宅での介護に比べて、かかる費用は高めです。どちらを利用するのが良いのか「介護事例」を交えて双方を比較してみました。

介護事例その1

介護対象者 80代男性 要介護3 自宅で息子の妻(パート)が介護した場合

息子は仕事で土日以外は家におらず、パートタイマーとして働いている息子の妻が介護をしています。シフト制勤務により、”訪問介護””訪問リハビリ”を利用しながらの介護を行っています。介護対象者は、軽度の認知症があるため、息子の妻にかかる負担は非常に大きいです。

在宅介護サービス(訪問介護、訪問リハビリ) 介護付有料老人ホーム
月額 17万円 17~25万円(入居金別)
曜日 月水金(訪問介護)火木土(訪問リハビリ) 毎日
深夜 排泄、その他介護 夜勤ヘルパー常時滞在
洗面、排泄、食事、着衣着脱、装着 全ての生活ケア、健康管理
午前 訪問介護 訪問リハビリ 全ての生活ケア、健康管理
午後 訪問介護 訪問リハビリ 全ての生活ケア、健康管理

結局どちらを利用すればよいのでしょうか

あくまで目安ではありますが、在宅介護サービスをフルに利用すると、介護付有料老人ホームと大差無い費用がかかる可能性があります。特に在宅介護サービスを多く利用するケースでは、介護対象者の要介護度が高く、面倒が見切れない状況にあるからです。

在宅介護の場合、日中は介護対象者を預かってもらえますが、”夜間の排泄介助”や”早朝の生活面での介助”が必要です。一方介護付有料老人ホームならば、全ての生活の介助を受ける事が可能です。

ある程度の介護で済む場合は、在宅介護サービスを利用し、常に介助を必要とする場合は、収入と支出のバランスを考え、介護付有料老人ホームの入居を検討しましょう。

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