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自宅か、ホームか、それが問題だ!

自宅か、ホームか、それが問題だ!

〜 「元気なうちに入居する」介護付有料老人ホームに学ぶ「老い支度」 その2 ~

 こんにちは、みなさん。
 今回は、「元気なうちに入居する」介護付有料老人ホームの機能から、「住まいのサービス(安全で快適な専用の居室と充実した共用施設)」について、浜名湖エデンの園を例としてご紹介します。

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 介護付有料老人ホームは、マンション型の専用居室と、さまざまな共用施設があることが特徴です。専用居室は、約9坪から約21坪程度の広さで、1DKから2LDKの間取り、専用の浴室、トイレがあります。使い勝手は最新マンションにはかないませんが、24時間看護介護職員が応答する緊急連絡装置(ナースコール)、室内で12時間動きがないと職員に知らせる生活リズムセンサーなど、ホームならではの安全設備があります。室内の段差も極力なく、高齢者が安心して、自立した生活が送れます。

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 共用施設は、食堂、大浴場(2か所)、ラウンジ、多目的ホール、喫茶コーナー、銀行相談室など、生活を便利にしたり、他の入居者と触れ合うスペースがたくさんあります。

ご自宅も含めて、安全・安心・快適な住まいのポイント

1. 室内はコンパクトで、段差が少ない洋室が理想。
2. 安否確認と緊急時の連絡が常に可能な装置を手元に。
3. 部屋ごとの温度差を少なくして、ヒートショック防止を。
4. 10年後の自分を想像して、家具・荷物はできるだけ少なく。

 家庭内の転倒事故や浴室内での事故の危険は大きくなります。ご自宅に住み続ける場合でも、できるだけ荷物を減らし、障害となるものを床などに置かない工夫も必要です。介護保険では、住宅改修で手すりの設置や段差の解消、扉の変更なども可能です。
 最後にもう一点、空調はとても重要です。最新の空気清浄機や除湿・加湿機能付きエアコンなどを上手に使って、インフルエンザや肺炎を予防することも元気で過ごすコツです。

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社会福祉法人 聖隷福祉事業団 エデンの園入居者募集センター長
吉田まなぶ

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