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寝苦しさを解消する夏の睡眠

いよいよ寝苦しい夏の季節となります。暑い日が続くと、お布団に入ってもなかなか眠れなくなったり、途中で起きてしまったりして睡眠不足になる人も多いのではないでしょうか。環境省がまとめた気温と睡眠障害を訴える人の傾向では、夜の気温が25度を超えた熱帯夜になると、睡眠障害を訴える人の数が増えることが分かります。気温が1度上がるごとに睡眠障害を訴える人は7.3%増加し、30度になると8割の人が寝苦しさを感じるということです。

 

深く眠るために、まずは温める

夏なのに温める?不思議な感覚かも知れませんが睡眠の仕組みが分かれば理解できるはずです。「脳」や「内臓」など「体の中の温度=深部体温」が下がると眠くなる。深い眠りのためにまずは、ぬるま湯にゆっくり浸かり体の芯から温めてください。手足から放熱をしながら深部体温が下がり気持ちよくお休みできるはずです。
※シャワーだけの方は最後にくるぶしの少し上の辺りにシャワーをあてて足首を温めてください。足首を温めると足裏から発汗しやすく深部体温を下げる効果があります。

 

頭寒足熱で保冷剤を活用

手先足先が温まり放熱が熟睡には良いと理解できたら、次は頭を冷やしてみましょう。市販の氷枕などで頭の上部(耳よりも上)を冷やすと気持ちよくスッキリと眠りやすいでしょう。注意点としては耳よりも下(首も含め)を冷やしてしまうと、脳が活性してしまいむしろ眠れなくなってしまします。

 

湿度にも意識をしましょう

表面体温が下がってしまう冷房よりも、深部体温を下げる事が重要ですから汗をかきやすい「除湿」が睡眠には良いです。
寝ている間にも大きなコップ1杯分の「発汗」をしていると言われておりますので(個人差はあります)睡眠中の体温調整という大事な役目を補助する「眠る環境」にも意識をしてみてください。「汗」を吸収するシーツやタオルケットは、常に天日干し若しくはローテーションで「替え」をご用意する事をお勧めします。最近ではひんやりするシーツが様々なメーカーさんから発売されております。気持ちよいですよね!その際には「汗を吸収しやすい素材」も意識して下さいね。

 

真夏の睡眠アイテム

・体の芯まで温まる「入浴剤」
・頭がひんやりする「マクラ」
・汗をしっかり吸収する「シーツ・タオルケット」
・心が落ち着く「音楽」「アロマ」「ハーブティ」

 

間違いだらけの冬の睡眠 

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