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脳梗塞対策に大切な入浴の仕方について

脳梗塞対策に大切な入浴の仕方について2

 秋がやって参りました。紅葉が美しくなる季節ですが、今夏の猛暑と共に、朝晩の寒暖の差が激しくなってきております。人間は寒暖の差が激しい場合、血圧に激しい差が出てきます。血圧が上昇すると、「脳梗塞」という恐ろしい病気を引き起こします。

【脳梗塞について】
特にご注意願いたいのは、入浴する前と入浴後についてです。大抵の方は夜半に入浴されると思います。日中はさほど寒さを感じなくとも、夜間になると急に冷え込みます。人は入浴すると一時的に血圧が上昇します。特に高血圧をお持ちの方は、常に血圧が高いので脳梗塞を引き起こす要因となります。冷えた体で入浴すると、体温上昇と共に一気に血圧が上昇します。それを避けるために、まずは温めの湯をかけたり、入浴室に暖房器具を置くなどしましょう。冷えた身体での急激な体温上昇になる行為は避けて下さい。

【シャワーにご注意】
今夏は非常に暑く、シャワーで済ませていた方も少なくないと思います。しかし、秋から冬にかけてのシャワーは心身を温めないばかりか、シャワー後に体温を急激に下げる事になります。出来るだけシャワーは避けましょう。入浴はしっかりと肩まで浸かって下さい。そして身心共にリラックスさせて下さい。脳梗塞を引き起こす要因はストレスも関係しています。体、心共に休める事が大切です。

【入浴後に気を付けること】
心身共に温めた後、浴室を出る時が最も大切となってきます。浴室内の温度はかなり上昇し、外部との寒暖の差は激しくなっております。血圧が上昇した状態で急激な冷気を体に浴びる事により、心臓に負担がかかります。それによって脳へ送られる血液の循環が悪くなり、脳梗塞を引き起こす引き金となってしまいます。これは若い人であっても言える事であり、年齢関係無く気をつけなければならない事です。
浴室の外が寒く、温かい部屋まで距離がある場合は電気ストーブ等を用意しておくと良いです。出来る事ならばガスストーブ等で部屋を温めておくことが理想です。服を着替える間だけで良いので、体温を冷気に奪われない事が重要です。

脳梗塞対策に大切な入浴の仕方について3

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