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日光浴健康法

太陽の光を浴びる事で、心の病も治ります。

日光浴はどうして身体に良いのでしょうか

日光浴健康法1太陽の光を浴びる事により「セロトニン」という「神経伝達物質」が脳内で分泌され、心身共に健康になるという事が分かっています。明るさの単位で「ルスク」というものがあります。セロトニン活性化のために必要なルスクは「2,500」以上です。晴れている日の太陽光は、およそ「20,000」ルスク以上であり、雨や曇りの日でも「10,000」ルスク程度あります。屋内の光では「500」から「1,000」ルスク程度しかなく、セロトニン分泌には足りません。日光浴を行う簡単な方法として、朝起きたら直ぐにカーテンを開けて太陽の光が入るようにします。太陽光を浴びる事により体内時計がリセットされて、セロトニンが分泌されます。「うつ病」や「不眠症」という病気や「昼夜逆転」の生活となっている人には特に有効です。太陽光を直接浴びる時間は20分程度で十分です。3ヶ月毎日続けていれば、かなりの効果が期待できます。

セロトニンとは一体何でしょうか?

日光浴健康法2「セロトニン」は脳内に存在する神経伝達物質の一つです。セロトニンと密接に関係している神経伝達物質に「ドーパミン」や「ノルアドレナリン」「メラトニン」があります。どの神経伝達物質も必要なものですが、分泌量は「多すぎ」ても「少なすぎ」ても駄目です。代表的なこれらの神経伝達物質を、バランスよく分泌させるているのが「セロトニン」なのです。ですから日中、太陽光の入らないオフィスで仕事している人や、夜勤専門の人達は、セロトニンが不足する事によって、様々な精神的病気になりやすいのです。セロトニンが不足すると、身体に異常はないのに慢性的な「痛み」が現れたり、「頭痛」や「吐き気」等の様々な身体的不調が現れます。

運動しながらの日光浴が効果的です

仕事が室内メインの人は、昼休みにウォーキングを行うと良いです。リズミカルな運動もセロトニンの分泌を促します。時間は10分程度でも大丈夫です。継続して3ヶ月以上続ける事が大切です。多くの心療内科では、リズム運動と日光浴を勧めています。薬よりも自然の力を借りて、心身共に健康に過ごしましょう。

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