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風邪を引いた時の食事 自然治癒力を高めるために

風邪を引いた時の食事1

まだまだ寒い日が続きますが、風邪を引いてしまったという方も少なくないのではないでしょうか。薬を飲んでおとなしく寝ているのも大切ですが、栄養を摂り、体を温めることで治癒を早めることが出来るかもしれません。

風邪の際に摂るべき栄養素

基 本的にはすぐにエネルギーに変わる炭水化物・糖質、代謝を高めるタンパク質を摂ることが良いとされています。また、白血球の働きを助けるビタミンCを摂る ことも大切です。白血球は体内に入り込んだウイルスを排除する働きを持つため、十分に働かせて風邪のウイルスを排除するようにしましょう。ビタミンCは 2〜3時間で排泄されてしまうため、朝昼夕の食事にしっかり取り入れることがおすすめです。この他にもビタミンA、βカロチンでのどや鼻の粘膜を保護し、 ウイルスの侵入を防ぐようにしましょう。

症状別に食べるべき食材

梅・・・熱があるときは梅が効果的です。種子を取り除いた梅干を練って、熱湯か番茶を注いだものを飲むことで体を温め熱を下げる効果があります。また、梅肉エキスには下痢や嘔吐にも役立ちます。

みかん・・・漢方には、みかんの皮を乾燥させた「陳皮」を用いることが知られていますが、これには咳と痰を鎮める効果があります。陳皮を煎じた汁を飲む他、果汁で水分やビタミンCの補給、食欲を増進させる効果が期待できます。

ニラ・・・ニラの強い臭いを放つ元であるアリルという物質には、自律神経を刺激し、胃腸や内臓の調子を整える効果があります。他にもビタミン、カルシウム、カリウム、鉄が多く含まれており、血液の循環も良くします。雑炊やお粥にして食べることで体も温まります。

ネギ・・・体を温める効果があり、風邪の引き始めに良く効きます。熱があり、寒気がする場合に有効です。辛味や香りの元である硫化アリルに発汗作用があることでも知られています。

控えたほうがいい食べ物

ト マトや茄子などの体を冷やす作用のある食べ物は、のどや口の渇きを良くし、熱を下げる効果がありますが、風邪の初期などの悪寒のあるときに取るのは控える ようにしましょう。他にも、もち米や煎餅、みかんの多食は咳や喘息を悪化させ、竹の子や大豆は喘息を悪化させることがあります。また、風邪の際の食事は塩 分を控えたものにすると良いでしょう。

風邪1

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