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介護の現場から 田原福寿園

何度聞いても嬉しい感謝の言葉!

EPA第1期生として来日。
言葉の壁を越え、日々成長できる環境

 愛知県田原市の特別養護老人ホーム「田原福寿園」の介護の現場で働く、グレチェンさんにお話を伺いました。

—来日のきっかけは?

 フィリピンで20歳から看護師として3年間働いたのち、23歳のときに知ったEPA制度(経済連携協定)を利用し倍率40倍の中、就学コース第1期生として来日しました。
 来日後は介護の専門学校で2年間勉強し、卒業と同時に介護福祉士の資格を取得しました。

—仕事の内容は?

 介護士として、認知症フロアでの入浴介助、排泄介助、食事介助の三大介助の他リハビリやレクリエーション、ご家族の対応などをしています。また、田原福寿園にはフィリピン出身者6名、ベトナム出身者4名の外国人研修生がおり先輩として後輩へアドバイスや相談にも乗ったりコミュニケーションを取っています。

—今の仕事で大変な事は?

 認知症をよく理解しながら自分の感情をコントロールして、お一人お一人に合わせた言葉使いを選びながら接することに難しさがあります。

—やりがいを感じるときは?

やはり利用者の方に感謝して頂いたときです。
 今回、新館のショートステイへの異動が決まった時に利用者の方が泣いて寂しがってくださりその時に働いていて良かったなと感じました。

—これからの目標、将来の夢は?

 目標は、介護士として日々成長しながら1年後にケアマネージャーの資格に合格することです。
 将来は日本でずっと仕事を続け、責任のある仕事を任されるようになりたいです。

フィリピン人看護師・介護福祉士候補者の受入れについて
  看護師・介護福祉士候補者の受入れを含む日・フィリピン経済連携協定は平成 18 年9 月9 日に両国首脳によって署名され、我が国国会 ( 平成 18 年12 月 6日 ) 及びフィリピン上院 ( 平成 20 年 10 月8日 ) の承認を経て、平成 20 年 12 月 11 日に発効しました。
 【引用】厚生労働省HP:
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000025247.html

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特別養護老人ホーム田原福寿園
介護福祉士
グラビナ・グレチェン・メ・ミランダさん(29歳)

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