シニア向けスポーツ ウォーキング
ウォーキングは立派な「スポーツ」です
概要
ウォーキングと聞くと、「お年寄りが健康のためにやっている」という若い人たちが一部います。しかし、ウォーキングは非常に奥が深い「スポーツ」なのです。何と言っても今は空前のウォーキングブームです。様々な身体的な病気や、精神疾患などにも医師たちが勧めているぐらい「身体の病気」「心の病気」にも非常に有効なのです。
夜、家の近くを散歩していると、若いカップルや夫婦、老夫婦など年齢に関わらず、多くの人たちがウォーキングをしています。またウォーキングは「シニアが行っているスポーツランキング」でダントツの1位を保っています。
普段激しいスポーツをしている人や、力仕事をしている人からすれば「スポーツ」と呼べないかもしれません。しかし、ウォーキングの真髄はただ歩くだけではありません。歩き方や、ペース配分、歩行距離などにより、非常にハードなスポーツへと変化します。
メリット
ウォーキングの優れている面は、何よりも「安全」である事です。そして身体の箇所に悪い所がある人でも、ほとんどの人が行えるスポーツです。メリットとしては、足腰の強化、基礎代謝向上によるダイエット効果、体脂肪燃焼、メンタル面の安定、筋力低下防止、等々、沢山あります。
始め方
歩き方は、腕を振りながらやや早歩きを心掛けます。姿勢は背筋をピンと伸ばし、前を真っすぐ見て、身体の「軸」を気にしながら歩きましょう。始めのうちは白線の上を歩いてみると良いでしょう。
ウォーキングを夜に行う人がいますが、本来は早朝が良いです。朝、日光を浴びることで、セロトニンが分泌されます。そのため交感神経が働き、その日の活動源となります。気を付けたいのは真夏や真冬です。
真夏は直射日光を避けるため帽子を被り、早朝に行ってください。真昼だと熱中症になる可能性があります。真冬の場合は、しっかりと防寒対策を行ってください。できれば暖かいお昼に行うのがベストです。