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自宅か、ホームか、それが問題だ!

~「元気なうちに入居する」介護付有料老人ホームに学ぶ「老い支度」~

こんにちは、みなさん。今回は、「元気なうちに入居する」介護付有料老人ホームの機能から、「介護サービス(万が一、認知症や寝たきりになっても安心)」についてご紹介します。

必要な介護は人それぞれ

介護経験のない方は、「介護」というと、「寝たきり」や「重度の認知症」など、生活のほとんどに支援が必要な場合を想像しがちです。しかし、実際には何でもご自分でできる「自立」から、ほとんどご自分ではできない「全介助」まで、段階的に要介護となる場合が多く、必要な介護は、その方の心身の状況によって様々です。

 

介護保険でカバーされない生活支援などをどうするか

ご自宅で介護が必要になった場合は、まずは市町村の要介護認定を受け、要支援または要介護と認定されてから、ケアマネジャー(居宅介護支援専門員)にケアプランを作成してもらい、必要な介護サービスを利用する、という手順になります。ご自宅の場合は、介護サービスを受けていない時間をどう過ごすか、介護保険でカバーされない生活支援などの部分をどうカバーするか、などがポイントとなります。一般には、同居・別居に関わらずにご家族の負担はどうしても重くなり、最悪の場合は「介護離職」となる場合もあります。

 

ホームによっては介護保険の基準より手厚い体制も

入居時自立の介護付きホームの場合、一部介護が必要になった場合には、ホームと「特定施設入居者生活介護」という介護保険の契約を結び、現在お住いのマンション型の個室にできるだけ住み続けられるよう、単発の介護保険サービスを利用します。ご自宅と同じような訪問介護、デイサービス等に加えて、買い物や手続きの代行、食堂内またはお部屋への配下膳、病院の受診の送迎・付添、入院時の訪問等です。自宅との違いはすべてホームの職員からサービスを受けられることです。またホームによっては、介護保険の基準よりも手厚い看護・介護体制をとっています。

 

「介護居室」で常時介護サービス

そして、お部屋で転倒の危険を大きくなった、トイレがご自分でできなくなった、夜間お一人では不安が強くなった、など、お部屋で住み続けることが難しくなった場合には、「介護居室」という専用のお部屋に住替えて、常時介護サービスを受けます。介護居室は、ホーム内に環境のよい特養ホームの個室があるようなものです。

 

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